ヴィジュアル系主義の講義ノート

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヴィジュアル系主義の講義ノート

『全部、妄想なんだ。』@vocal_Kaiの脳内を巡る妄想記録

【V系の教養】ヴィジュアル系好きならチェックしておきたい5人の漫画作家

ヴィジュアル系音楽をこよなく愛す、紳士淑女の皆々様。当ブログの管理人カイでございます。
突然ですが、初夏の休日。Lady Greyの紅茶を片手に、時には堅苦しくない本を片手に過ごしたい日もあるのでは…?
ということで、漫画は嗜む程度の私ですが、今回はヴィジュアル系好きが好むと言われている漫画作品を集めてみました。

一般的には『NANA』がそれだと言われていますが…

NANA - ナナ-  1-21巻 セット (りぼんマスコットコミックス―クッキー)

NANA - ナナ- 1-21巻 セット (りぼんマスコットコミックス―クッキー)

私としてはあの作品の音楽性描写はパンク。そして映画の音楽性はJポップロック、といったところでしたでしょうか。到底ヴィジュアル系好き向け漫画とは思えません。
もちろん、ヴィジュアル系好きの中にもかの作品が好きな方がいらっしゃるのは否定しませんが、世の中にはもっとディープな世界観の漫画作品があるのですよ…。

さぁ、とくとご覧あれ。




1. 楠本まき

恋愛譚

恋愛譚

『Kiss xxx』で有名な漫画家さんですが、私は断然この作品がおすすめですね。余白と黒塗りが印象的で、ファッションイラストにも似た非常に洗練された独特の絵を描かれる方です。哲学的な言葉回しも魅力的ですね。

2. 三原ミツカズ

DOLL全6巻完結セット

DOLL全6巻完結セット

『DOLL』と『死化粧師』で有名な漫画家さん。退廃的、かつ倒錯的な世界観が面白い作品たちです。が。性的な描写がやや多めでしょうか。場所を選んで読むことをオススメしますよ、ええ。

3. 由貴香織里

天使禁猟区 文庫版 コミック 1-10巻セット (白泉社文庫)

天使禁猟区 文庫版 コミック 1-10巻セット (白泉社文庫)

最も有名な作品は天使禁猟区ですが、かなり沢山の作品を描かれている漫画家さんで、伯爵カインシリーズを初め、古い作品も非常におすすめです。

先日書いたこちらの記事で紹介した
天使・悪魔のストーリーや、童話モノの知識は、逆にこの方の作品を読んだ方が理解度が深まるのではないかと思うくらい、引用熟度が高い作品が多いです。

4. 枢やな

黒執事 コミック 1-22巻セット (Gファンタジーコミックス)

黒執事 コミック 1-22巻セット (Gファンタジーコミックス)

『黒執事』で有名な漫画家さん。個人的にはあのロゴが美しくて非常に興味を惹かれました。ダークな世界観に、「悪魔の執事」と「子供の主人」という世界設定やゴシック感満載の衣服の描写が、ゴスロリ嬢方の心を射止めたようですね。。

5. 白木苺

Diabolic Garden 1 (Gファンタジーコミックス)

Diabolic Garden 1 (Gファンタジーコミックス)

恥ずかしながら私、こちらの作家さんは存じておりませんでした…。私が知っているものに加え、何か他にも…と思って調べていたら、こちらの漫画を進めている記事を見かけたのです。なかなかに面白そうな作品ですね。

参考:質問です!こんな漫画ありませんか?・V系バンドが登場する漫画・V系っぽい主人... - Yahoo!知恵袋


ふーむ…仕方がないとはいえ、少女漫画ばかりが並んでいますね。いかんせん「ヴィジュアル系」は影の存在。少年漫画でもそれらしきキャラクターは存在するものの、敵キャラクターや脇役になることが多いように思います。

少年漫画に顕れるV系風キャラクター

例えば

ワンピースだと…

トラファルガー・ローが若干そんな感じでしょうかね。女性で言うとペローナちゃん…失礼、ペローナ嬢がゴスロリ寄りなファッションを纏っています。

NARUTOでは…

大蛇丸や我愛羅、やはり影の存在(忍)を扱う作品だからか、それらしき姿のキャラクターが多いと評判ですね。

シャーマンキングだと…

ファウスト、ですか。愛ゆえに妻を生き返らせようと言うその精神性がまさに…といったところでしょう。

ヴィジュアル系らしい人物像というのは、キャラクターになるとどうも、悪役やマッドサイエンティスト、医師モチーフになりやすいようですね。

さぁ、いかがでしたか…?
うららかな春の木陰の下で、ヴィジュアル系な漫画作品に酔いしれてみては。
他にもこんな作品が…という情報があれば是非、私の元までご一報を。










↓ この記事がお気に召しましたら、下記ボタンからぜひ布教活動のご協力を ↓



【V系の教養】ヴィジュアル系好きなら読んでおきたい15+α冊の小説、書物

ヴィジュアル系音楽をこよなく愛す、紳士淑女の皆々様。当ブログの管理人カイでございます。

賢明な皆様ならばご存知のはず。
アリス、聖戦、エデンの園…このジャンルの楽曲歌詞に頻繁に登場するこれらテーマには、引用元となる原話が存在しているということを。
今宵はそんな世界観を愛する貴方にぴったりの書物をご紹介いたしましょう。

f:id:doubleM:20160507025036j:plain

ヴィジュアル系を、もっと深く知りたい貴方へ。




聖書・聖典

神や十字架、悪魔崇拝、黒魔術など、ヴィジュアル系とは切っても切れない関係のテーマの書物

ドレの旧約聖書

「アダムとイブ」「ノアの方舟」「エデンの園」「バベルの塔」

このあたりのワードにピンときた方、ぜひ読んでみてはいかがです?


完訳 ギリシア・ローマ神話〈上〉 (角川文庫)

「イカロス」や「パンドラの箱」「ナルシス」

この辺りのモチーフは、90年代のバンドの中でも
特にPierrotの楽曲などで耳にしたテーマですね。


幻想文学論序説 (創元ライブラリ)
Raphael時代に非常に盛り上がったテーマですが、今でも天使や悪魔についてのモチーフは比較的よく登場するので、個別に勉強したければ

「幻想文学」「七つの大罪」「天使と悪魔」「天使・悪魔の階級」

などをキーワードに調べてみると良いでしょう。きっと面白い知識が手に入れられますよ。

古典文学

直接的でなくとも、日常のどこかに入り込んでいることの多い引用作品

深読みシェイクスピア (新潮文庫)
思いがけない場面で引用に遭遇する確率が非常に高いシェイクスピア。
一般教養として読んでおいて損はない作品といえますが、好みは人それぞれ。肌に合わないという方は、シェイクスピアの四代悲劇の中でも特に有名な『ハムレット』と『マクベス』に加えて、『ジュリアス・シーザー』あたりを抑えておけば十分でしょう。

それぞれの作品の至高の名言、きっと一度は耳にしたことがあるでしょう…?

『ハムレット』
To be, or not to be: that is the question.
生きるべきか生きざるべきか。それが問題だ。


『マクベス』
Life's but a walking shadow, a poor player.
人生は歩きまわる影法師、哀れな役者だ。


『ジュリアス・シーザー』
Et tu, Brute?
ブルータス、お前もか。


不思議の国のアリス・オリジナル
ヴィジュアル系好きならば避けて通ることの出来ない「アリス」のテーマ。
これを学術的な意味できちんと理解するために、私は是非、下記の書物を推薦しますよ。

ルイス・キャロルの意味論

ルイス・キャロルの意味論


大人もぞっとする初版『グリム童話』―ずっと隠されてきた残酷、性愛、狂気、戦慄の世界 (王様文庫)
他には、イソップ物語や、こういった古い児童文学からの引用があるケースも見受けられますね。

現代文学

個人の趣味嗜好を含む分野ですが、是非推薦したい書籍たち

ドグラ・マグラ(上)<ドグラ・マグラ> (角川文庫) 夢野久作
「読むと精神が崩壊する」と言われている三大奇書のひとつ。個人的な好き嫌いはともかく、ヴィジュアル系であれば一度はトライしてみたい作品。


スカイ・クロラ 森博嗣
『すべてがFになる』で有名なミステリー作家の作品。読む者を惹きつけてやまない、淡々としてキレのある美しい言葉選びと、主人公たちが織りなす知的な会話に、きっと貴方も魅了されるはず。
小説が苦手で、世界観だけを先に覗いてみたい方は、下記の作品が入りやすいかもしれませんね。

的を射る言葉 Gathering the Pointed Wits (講談社文庫)

的を射る言葉 Gathering the Pointed Wits (講談社文庫)


悪魔とプリン嬢 パウロ・コエーリョ

『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』

でお馴染みのブラジル人作家。宗教観の交じり合った世界の中での、登場人物の心理描写が非常に面白い作品。

児童文学・絵本

子供には決して見せることの出来ない絵本たち

星の王子さま―オリジナル版 アントワンヌ・サン=テグジュペリ
優しそうなイラストに反して、哲学的な思考が飛び交う児童文学。


ちいさなちいさな王様 アクセル・ハッケ
ヴィジュアル系好きが須く好きか…?と問われると、少し迷う部分もあるものの、ドイツ文学のこの坦々とした雰囲気は、きっと楽しんでくださる方が多いはず。


自殺うさぎの本 アンディ・ライリー
うさぎがあらゆる手段で自殺を試みる絵本。ご購入の際は是非、幼児の手には届かぬ場所へ。


ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで エドワードゴーリー
絵本にあるまじき「暗さ」と「陰気臭さ」を兼ね備えた作品。一度手にしたらきっと、作品を揃えたくなってしまうことでしょう。

学術書

ヴィジュアル系と親和性の高い学術書

フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化

「嗤い」「怒り」「騒音」「肉欲」

そんなカーニバルモチーフについて、学術的に扱った作品。


精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)

フロイトやユング、マーティン・コーエン

あたりの、心理学・哲学分野は、勉強しはじめると止まらない人が多いはず。


さぁ。読みたい本は、見つかりましたか…?
暗い部屋に蠟燭を灯して。朝まで書物を読み耽りましょうか…。










↓ この記事がお気に召しましたら、下記ボタンからぜひ布教活動のご協力を ↓



序章 〜終わりの始まり〜

当ブログに彷徨い込まれた紳士淑女の皆々様。
ヴィジュアル系至上主義の社交場へようこそ。
私が道案内を務めます、管理人のカイと申します。

f:id:doubleM:20160506205910j:plain

ここでは新聞や雑誌、書物や講義などから得た知識を
趣味的にヴィジュアル系と関連付け、複合させて、公開してゆく予定です。




世界の様々な事象を取り上げては、何かしら
ヴィジュアル系との関連性を指摘してご覧に入れましょう。

このページが、ヴィジュアル系を切り口とした社会分析の場になると同時に、
『ヴィジュアル系信者にとって』理解しやすい
学問分野の紹介の場になることを願っています。

以下に私が取り上げようと思っている議題を公開しておきましょう。
順番などお気になさらずに。貴方の魅かれる項目に自由に飛べば良いのです。

その上で、何かしら得るものがあれば幸い。
あるいは何か疑問や不満が残る場合は、すぐに私にお知らせくださいませ。
他でもない貴方のご意見ならば、喜んで耳を傾けましょう。

===========

順次公開予定の議題
ヴィジュアル系好きにおすすめの職業
ヴィジュアル系好きにおすすめの学問分野
ヴィジュアル系好きにおすすめの小説家リスト
ヴィジュアル系好きにおすすめの漫画家リスト
ヴィジュアル系好きにおすすめのアプリ
ヴィジュアル系好きにおすすめの邦楽ROCK
ヴィジュアル系の描く歌詞世界の言語学的分析
ヴィジュアル系の世界観に描かれる心理学的描写

など









道標-サイトマップ-

初めての方へ
- キャラクター紹介(当ブログの登場人物)
- サイトマップ(このページ)
- 人気の記事(アクセス数の多い記事をまとめています)

MASKの著述 (ヴィジュアル系にまつわる分析記事
KAIの手記 (ヴィジュアル系に関連するキュレーション記事
その他の記事 (それぞれの専門分野に絡めた記事)
物語 (キャラクターたちが紡ぐ物語)

登場人物

MASK
日本が大好きなイタリア生まれの貴族。文化人類学研究に没頭している。

KAI
このブログの管理人。
ヴィジュアル系好きのMASK伯爵のため、様々なV系情報やその周辺情報を管理している。

SKULL
音楽好きの音声学者。ダンディな洒落者。

BUTTERFLY
MASKに密かに想いを寄せる、プライドの高い芸術家。秘書としてMASKに寄り添っている

SNAKE
言語学研究家のダダイスト。※彼女は男性です by KAI

SPIDER
参謀としてMASKに寄り添う。人の心を絡めとる心理学に精通しているが、何故かBUTTERFLYには通用しないらしい。

SCORPION
多趣味で酒好きの食えない毒舌家だが、読書家の側面があるらしい。

HAWK
MASKに忠誠を誓う騎士

LIZARD
悲観主義の哲学者